令和5年7月28日(金)から3日間、長崎県対馬市の小学校と山江村の子ども達の交流を目的に「第9回海山交流少年の船事業」を実施しました。
本事業は長崎県対馬市の小学校と山江村の子ども達の交流を目的に平成24年度から実施していますが、今回、新型コロナウイルス感染症や令和2年7月豪雨などにより4年ぶり、対馬市へ行くのは平成30年以来で5年ぶりの実施となり、本村から17名の児童が参加しました。
1日目は対馬市に移動し、2日目は韓国が見えるという「異国の見える丘展望台」へ。あいにく韓国は見えませんでしたが、条件が良ければビルや走る車まで見ることができると聞いた子ども達は、対馬が国境の島だということを意識したようでした。その後バスの中から、田んぼに出没するというツシマヤマネコを探しながら、旧小綱小学校に到着しました。
旧小綱小で豊玉小の子ども達と開始式とレクレーションで顔合わせを行ったあと、小型船に乗り、いざ無人島である綱島へ出発!活動班に分かれ、船からの魚釣りや海水浴を行いました。生まれて初めて釣りをした子供もすぐに大きな魚が釣れ、とても嬉しそうでした。その後、自分たちでテントを張り、夜は輪になってレクレーションで絆を深めました。
最終日の3日目には、朝5時から定置網漁業を体験し、旧小綱小にて解散式を行いました。去り際に「また会おうね!」と約束をしている様子がとても印象的でした。2日間の活動を通じ、児童、保護者共にとてもよい交流及び体験活動が出来たようです。
数年続いたコロナ禍で、体験活動の機会も失われていました。今回、本事業を開催することにより、親元を離れ団体行動するとても貴重な経験になり、子供たちの意識面での成長を見ることが出来ました。
5年ぶりの訪問でしたが、対馬の皆様には変わらぬ素晴らしいおもてなしをしていただきました。豊玉小児童をはじめ、関係者の方々、また今回ご協力いただきましたすべての皆さまに感謝申し上げます。来年度は、対馬の子ども達が来村予定です。
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