令和6年7月23日(火曜日)、NPO法人かちゃリンクやまえの第6回復興むらづくりフォーラムが農村環境改善センターで開催され、村内外から約30名の参加がありました。
今回は、造林や林業のスマート化、山林管理などを行う合同会社「木人舎(こびとや)」(人吉市井の口町)の椎葉博紀代表を講師に迎え、「森林(もり)づくりは、地域づくり・人づくり」と題して、林業や森林の機能・可能性について語っていただきました。
森林には、生態系保全や地球環境保全をはじめ、水源涵養機能など多面的な機能を有しており、国民生活に様々な恩恵をもたらしていることを紹介。
昨今の人口減少等により、森林の手入れが追い付かず放置林が増加するなど、森林が持つ多面的な機能を十分に発揮できていない現状から、将来に渡り持続的に健全な森林を育てることの必要性を訴えられました。
また、森林資源はもちろん、情報や技術を確実に繋いでいくことが重要であり、若い人たちが魅力的に感じるよう林業のデジタル化による作業の効率化など、変えられることは変えて未来に引き継いでいくことを呼び掛けられました。
Comments